053. Inside / Outside of Cello

 [ 2/09/2021 ]     Labels: 04.Basic Study

 
How does a cello resonance wave behave inside/outside of the cello body?
P1-point was assigned 'inside', P2- stayed in 'endpin hole sleeve', and observed by 3G7-D/3G9-E pizzicato pluck.
A remarkable fact is the large amplitude of resonance is being born on the inside of the body. It seems 20 times(25dB) louder or more, and the waves spread to all directions at once. The first stroke of pizzicato gives the air high-pressure inside, whereas tiny low-pressure outside instead.

チェロの胴体の内外で響き(振動波)がどのように違っているか見てみよう。
観察点は、P1:胴体内、P2:エンドピン穴のスリーブの内側、P3:胴体外、比較として 周囲の -O、-4、-8ポイント。
G線上のDとEのピチカートで比較。
最も驚くのは P1 P2 の胴体内部で振動強度が極めて強いことである。(測定スケール=10.0Vとなっていることに注意)
40cm程度離れた周囲と比べて 20倍(25dB)以上音量が大きい。内部ではマイクの測定限度を超えている。もし人が頭を入れたらおそらく耳を損傷するだろう。
もう一つ小さな違いがある。最初の一撃による変化の段階で、P1・P2(内側)ではプラス圧で始まっている。一方外側の測定点では小さくマイナス圧を検知している。
測定点(胴体からの距離)も考慮すると、胴体内の圧力変化はそのまま(1mS未満のロスで)四方へ伝播しているように思われる。

314_MeasurePoint-SampleData-InsideCello

315_n-second-after-a-Pizzicato